INTERVIEW

某旅行会社にて法人を対象とした、出張旅券等の手配を行っていました。具体的には、専用端末を使用した旅券の発行や、宿泊施設の予約、契約先への配送準備などです。

前職では、申込書に基づいてその通りに手配をするということが仕事の中心であり、職務内容に幅の広がりがありませんでした。より社会への貢献性が高く、自身も成長できるような仕事に興味を持つようになり、「健康と生活を守る」という健康保険組合の理念に惹かれ、志望しました。

私は入社から計3回の人事異動を経て、現在は適用グループに所属しております。業務内容としては被保険者の皆様の入退社や、ご家族の異動（出生等）に伴う、資格に関する届書の受理や、納付していただく保険料の決定等を行っています。

分からないことがあっても、健康保険法や行政機関からの通知等に根拠が示されていることも多く、しっかり納得したうえで業務を進めることができています。加入員の方からのお問い合わせに対しても「詳しく・分かりやすく」を心掛けています。特に、数年前に社会保険労務士の資格を取得してからは、健康保険以外の制度も踏まえて回答できるようになり、「とても助かりました」などお礼のお言葉をいただいたときは、詳しくご説明できたことを嬉しく感じます。
また、私は勤続18年を迎えますが、途中3人の子供を出産し育児休業を取得しました。それでも復職し、現在は役職にも就かせていただけています。出産育児といったライフイベントがあっても長く働ける職場環境は大きな魅力だと思います。現在も時短勤務制度や、周囲の職員の方々に支えていただいています。

最初は右も左も分からない状態ですが、周りの先輩方が常にサポートしてくれます。相談できる環境が常にあるので、一人で不安を抱えるようなことはまずないと思います。少しずつ間口を広げて法令に詳しくなっていくことができますし、知れば知るほど、法令と隣り合わせの仕事に誇りを感じます。
また、健康保険のしくみに詳しくなることは自分自身の生活にも役立つと思います。加入員の皆様を支えることはもちろんですが、私自身も無理なく家庭と仕事を両立することができており、日々の生活に張り合いを持って過ごせています。今後も後輩の育成や、加入員の方へ寄り添ったご案内ができるような職員を目指していきたいと思います。